障がい者いじめに見えなかった
小山田圭吾氏が学生時代、障がい者やコリアンを差別していじめ、雑誌でそのいじめ自慢をしていたと糾弾されていた。その雑誌の記事全文がウェブに掲載されていたので読んでみたが、私には障がい者いじめをしていたようには読み取れなかった。
学習障害のある同級生を小学生の時はいじめていたようだが、中学、高校ではいじめていなかった。むしろ記事の内容からは、障害がある相手と対等に付き合っていたように感じられた。
障害がある弱者に対して配慮せず、対等に付き合うことがいじめになるのだろうか。
鼻水を垂らしている彼に箱のティッシュを買ってあげても、紐を付けて首から下げさせたことがいじめになるのだろうか。
同級生のコリアンについても、卒業後連絡が取れなくなったことで「スパイだったのでは」と憶測することは差別かもしれないが、在学時代は家出した彼を自宅に招き入れたりして、差別やいじめをしていたようには読めなかった。
私が凄絶なイジメを体験していないからいじめに鈍感で、小山田氏の行動がいじめだと認識できないのかもしれないが、ネットだけでなく、海外の新聞にまで糾弾されるほどのことかと思えてならない。
いじめに対して温い感覚しか持てないでいる私は、いつかどこかでいじめに関して不用意な発言をして糾弾されることになるのかもしれない。気を付けよう。