担任教師による児童いじめ
文春オンラインの「横浜市教諭が小4女児に行った、陰湿イジメの全貌」という記事を読んだ。
担任が児童に時間割表やプリントを配らない、給食を少量しか与えない、テストを受けさせない等、どうして1年近くも発覚しなかったのか不思議なくらいだ。
ある時は、教室は鍵をかけて他の児童が教室外に出られないようにした上、この女児を教室の外に連れ出し、その後戻ってきた時は、女児は涙とヨダレで服がずぶ濡れになっていたという。何が起こっていたのか不明だが、同級生もこの担任が怖くて、この異常な状況を親にも言えずにいたらしい。
やっと女児が両親に話すことができ、両親は学校に訴えたが対応が悪かったという。この両親は弁護士に相談し、弁護士を通じて文書を提出したことで、学校もご両親の問い合わせに回答し、この担任を児童と接触する業務から外すといった対処し始めた。
学校からの回答で驚いたのは、児童・生徒間のトラブルは「いじめ」、親や家族から児童に与えられる暴力は「虐待」と定義されるが、教師から児童・生徒への心身の暴力は定義がないから「いじめ」でも「虐待」でもないという弁明だ。
この女児は心療内科で受診し、PTSDか何かの診断が出ているらしいので、この担任教師は傷害罪で刑事罰を与えるべきではないかと思う。