Stacyの日記

時事ネタを中心に日常でふと思ったこと

感じの悪いインタビュー記事

日刊スポーツが東京五輪・パラリンピック組織委員会のメンバーに行ったインタビュー記事が、インタビュイーの感じの悪さを伝える珍しい記事だと評判だ。通常インタビューでは、インタビューされる人の魅力を伝える記事にまとめられるが、この日刊スポーツの記事では、読者の多くが「この人、イヤな奴だな」と感じるまとめ方になっている。

私は過去に、雑誌でインタビュー記事を読み、「感じ悪い人だな」と思ったことが2回ある。どちらも25年くらい前の記事で、インタビュイーは鈴木保奈美と王貞治の次女だ。

鈴木保奈美の記事は確か週刊文春に掲載されていたと思う。短いインタビュー記事だったが、芸能人になった理由が人に話しかけるのはプライドが許さず、芸能人になって有名になれば向こうから話しかけてくるから、と書かれていて、そんな理由で芸能界を目指したのか、変なプライドを持った人だなと思った。

王貞治の次女のインタビューは廃刊となった「コスモポリタン」という女性誌に出ていた。彼女は離婚していたのだが、離婚の理由が、結婚して王という苗字でなくなったら周りが特別扱いしてくれなくなったから、と語っていて、親の七光で持ち上げられて生きてきた人なのか、つまらない人だなと思った。

いずれの記事も、インタビュアーや記事をまとめた人は、取材対象者に良い感情を抱かず、記事の中に感じの悪さが伝わる文を入れたとしか思えなかった。