Stacyの日記

時事ネタを中心に日常でふと思ったこと

過敏体質

過敏体質とは、他人の病気の症状について話していると、自分もその病気になったかのように症状が出てしまうような体質のことだ。

小松左京の『復活の日』で、流行しているチベット風邪の症状について聞いているうちに、その症状が出てきた女性が、過敏体質だと指摘される場面があった。

私は明らかにこの過敏体質で、今のコロナ禍の状況で、コロナの症状らしきものが出てくる。コロナの症状に関する情報はたくさん得ているので、コロナらしい気配はいくらでも作ることができてしまう。喉や呼吸の違和感、咳、頭痛、その他。

私が在宅勤務を徹底し、濃厚接触を避けているのも、自分が過敏体質だと自覚しているため、気になる症状が出てきたとしても、そもそもコロナに感染するはずはない、気のせいだと自分に言い聞かせることができるからだ。

去年の夏、喉の違和感が取れず、耳鼻科に行ったことがある。いつもは患者で待合室があふれるほどの耳鼻科だが、コロナの影響で待合室はがらがらで、受付をするとすぐに診察となった。

診察では、鼻からスコープを入れて喉の奥まで診てもらったが、案の定、「喉は腫れてもいなければ、ただれてもなく、とっても綺麗です」と、暗に「喉の違和感は気のせいだ」と言われた。うがい薬だけ処方されて帰宅した。

この時の症状については、過敏体質ということもあるが、暑くなってきてエアコンを使い始めたため、部屋の空気が乾燥して喉の調子が悪くなっただけではないかと想像している。

過敏体質だと自覚しているので、コロナのような症状を感じても「気のせいだ」と自制しているが、もしも本当に感染していたら手遅れになるかもしれないという一抹の不安もある。

こうした不安から解放されるためにも、早くワクチンを打ちたい。

接種券はいつ頃届くのだろうか。