不寛容であること
昨日は友人・知人の隠れた傲慢さについて考えていたが、今日は不寛容さについて思いを馳せている。
脳科学者の中野信子先生によると、真面目で正義感の強い人ほど他人に対して不寛容になるらしい。
小さい頃、ちょっとした失敗をしでかした子に「いーけないんだぁ、先生に言いつけてやる!」と責め立ててしまった苦い経験がある。責め立てていた時はヒーロー、ヒロインになったつもりでいたが、後からイヤな気持ちになったことを覚えている。
子供時代の未熟さ故の正義の暴走だったのかもしれないが、大人になっても正義感が強く、完璧な人ほど他者に対して不寛容な気がする。そんな人と一緒にいると、責める相手が私でなかったとしても、息が詰まる。
失敗したことはカバーするし、次は失敗しないように気をつけるから、大目に見て欲しい。こう思うのは甘えだろうか?