テレビのない生活
自宅からテレビがなくなって数年。ドラマやバラエティが話題になっても、特に関心がわかないし、買い直すつもりは今のところない。
一つ不便なのは、タイムキーパー役がなくなってしまったことだ。テレビがあった頃はテレビはいつも点けていて、出勤前なら、このコーナーが始まったら歯を磨いて、次のコーナーに移ったら化粧をして、とパターンが決まっていた。
夜も、このニュースが終わったら風呂に入って、この番組が終わったらテレビを消してベッドに入って、とテレビ番組の進行に合わせて行動をしていた。
テレビがなくなってから、行動する速度の目安がなくなって時々失敗する。考え事をしながらのんびり歯を磨いてしまい、朝の準備にかかる時間が押してしまい、遅刻しかけたことが何度もある。
テレビではなく、ラジオを点けたり、音楽を流してみたりしたが、テレビほど上手くいっていない。朝のテレビ番組は、出勤準備を促すような番組構成になっているのかもしれない。