国会議員の二重国籍問題
先月からニュースになっている国会議員の二重国籍問題について、問題化してから当該議員が日本最大の野党党首に選出されたり、議員辞職を迫るような世論は形成されなかったり、このまま有耶無耶になりそうな感じた。
二重国籍だったのが故意によるものか、それとも本人の無知によるものかは不明だ。
また、二重国籍ということは、少なくとも日本の国籍はあった訳だから、国籍上は日本の国民だったのだろう。
当該議員がハーフであることは周知のことだったし、その上で国会議員に選ばれていることから、ハーフということで差別されているとも思えない。
この二重国籍問題がどのように帰結するのか分からないが、彼女が説明下手であること、危機管理能力に乏しいことが露呈された。
また、国籍そのものより、国会議員は国民のための施策を打ち立て、実施していく能力が求められる。
二重国籍問題を巡る彼女の対応を見ると、国民のための政治を執行できる能力があるとは思えない。
同世代の女性政治家として活躍を期待していたのに、裏切られた気分だ。