Stacyの日記

時事ネタを中心に日常でふと思ったこと

沖縄の米軍基地問題

第二次大戦後にアメリカに占領され、1972年に本土復帰して以降も、沖縄にはずっと米軍が駐留している。アメリカに占領されていた歴史的経緯と、要衝であるという地理的な有効性から、米軍は沖縄から撤退しない。

米軍基地の撤退を求める活動家の中に、中国共産党に近い人がいるのは事実かもしれない。米軍が沖縄に駐留することで、中国が南シナ海ほどには干渉してこないという現実もあるだろう。

でも、沖縄の人達が米軍を嫌う理由もある。第二次大戦の際、沖縄では多くの民間人が亡くなっている。連合軍や日本軍の犠牲になっているのだ。現在沖縄に住む人達の親戚や友人、知人が殺されているのだ。身内や友人、知人が米軍に殺された人達が、今も米軍が近くに居座ることを忌避するのは当然ではないか。

沖縄の人達の心情に寄り添った上で、外交上、国防上の観点で米軍の沖縄駐留の意味を検討できたらいいなと思う。