Stacyの日記

時事ネタを中心に日常でふと思ったこと

40年前の朝鮮学校

2015年1月27日付の辛淑玉さんのメモを読んだ。このメモが本当に辛淑玉さんによって書かれたものかどうかは不明だが、その中に出てくる朝鮮学校での暴力についての記述が衝撃的だ。

“かつて私は、朝鮮学校に在学していたとき、教師から暴行を受けました。
お金がなくて夏の革命キャンプに参加できなかったことが、思想が悪いからだとされて、個人談話室に呼ばれ、教師たちは、音が漏れないように窓を布団でふさいで、そして、代わる代わる私を殴りました。私は、背骨が2本ずれて、歩くのも不自由になり、そして、家出をしました。”

“三歳下の私の弟は、もっとむごい目にあわされた。
夏の革命キャンプで、夜、牛乳を買いにいったことをとがめられ、複数の教師から暴行を受け、そのまま放置されて、その血が隣の部屋にまで流れ出たことで騒ぎになり、病院に担ぎ込まれました。弟の頬は破け、外から歯が見えていました。医者は、あと牛乳瓶一本分の血が出ていたら死んでいたと言い、母と父に、警察に届けるようにと言いました。”

教師による体罰や、部活で上級生から受けたシゴキ、不良グループによるリンチ等、私の中学校生活にも暴力はあった。しかし、生徒がここまで酷い暴力を教師から受けることはなかった。頬が破れて口の中の歯が見えるほどの暴力なんて想像がつかない。

日本の学校では体罰はなくなりつつある。朝鮮学校でも暴力がなくなっていることを願う。