宵越しの銭

どうしてこう、将来に向けて貯金をしない人が多いのだろう？

１ヶ月後に支払いがあることが分かっていて、一方で今は特に必要なモノがある訳でもないのに、手元にお金があると全部使ってしまう。私の周囲にいる人はみんな江戸っ子なのか？

そして支払い日が迫ってきてお金がないことに慌て、お金を貸してくれといってくる。説教は好きではないが、支払いスケジュールは分かっているのだから、給料は計画的に使わなくてはならない、もらった給料は使い切るのではなく少しでも貯金する、銀行に預けるのが不安なら封筒に入れて家の何処かにしまってもいい、とにかく月給を全額使わないように管理しなさいと、お小言を添えてからお金を貸した。

日本は貯蓄性向が高いと言われているが、国民性なのだろうか？災害が多く、万が一に備えることが身についていて、その延長線上で貯蓄にも励むようになったのだろうか？

備えることに慣れていない人達は、備えがなくても生きていける環境に置かれている幸せな人は達なのだろうか？