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Stacyの日記

時事ネタを中心に日常でふと思ったこと

金縛り

久しぶりに金縛りにあった。土曜の昼過ぎ、ソファでうたた寝していたら、意識はあるのに体が動かない状態になった。手を動かしたいと思っても動かせない。そのまま再び眠りに落ち、次に目覚めたときは普通に起きることができた。

私が初めて金縛りにあったのは3才の頃だ。まだ幼稚園にも行っていなかった。ある朝、目が覚めて、母が台所仕事をしている様子や姉が幼稚園に行く準備をしている様子は分かっているのに、体が動かなくて、声も出なくて、気持ちは焦るのに目を開けることすらできずにいた。

その後も何度か同じようなことが起き、意識は眠りから覚めても体が眠ったままで、意識と身体がアンバランスなのだろうと理解するようになった。再び眠れば、そのアンバランスが解消され、すっきり起きることができることも分かり、金縛りが起こっても何としても体を動かさなければ、と焦ってもがくこともなくなった。

小学校の高学年になったころ、その現象が「金縛り」と呼ばれることを知った。金縛りの体験談は霊的な現象を伴うことが多いようだが、私の場合は怖いことは一切なかった。布団の上に重みを感じたこともないし、足元に誰かの気配を感じたこともない。単に寝起きの際の意識と身体が調和していないだけだ。

この金縛りが何故起こるのかは不明で、誰かに教えてもらいたいと思っている。疲れなのか、何なのか。

奨学金

返済義務のある奨学金か、それとも返済なしの給付型奨学金か。

奨学金についての議論はずっと耳にする。

私は日本育英会や他の団体の奨学金を受給していた。日本育英会の奨学金は貸与であり、利子はなかったものの、返済義務があった。社会人になってから10年以上に亘り返済した。

今の制度はよく知らないし、負担も私の時代とは違うのかもしれない。

私の時代は、応募して、書類審査を通り、グループ面談を経て、更に返済義務があると何度も確認を取られ、保証人を二人つけた上で申請し、やっと承認された。

貸与を受けて、「こんなに奨学金の返済義務がある」と訴えている若者を見ると、貸与を受けるとき、保証人をつけるとき、返済義務があることを知らされていなかったのだろうかと不思議に思ってしまう。

孤独感

あと10日で12月。日に日に寒さも厳しくなっている。暑い時より寒い季節には孤独感も増してくる気がする。

若い時、ひどく孤独を感じたことがある。今も孤独を感じると、その当時のことを思い出し、「でもあの時よりマシ」と自分を慰める。

あの孤独感は何だったのだろうか。喪失感とも違う。

寂寥感というか、虚無感というか。

孤独感を感じさせる人と一緒にいるくらいなら、一人ぼっちでいい。

トランプ大統領

2016年の米国大統領選は共和党のトランプが勝ち、来年にはトランプ大統領が誕生する。

前日までは民主党のヒラリーが優勢だとされていたが、開票が進むにつれ形勢は逆転し、結局トランプが勝利した。

私は開票前の報道を見ながら、リオ・オリンピックの女子レスリングで、吉田沙保里選手が金メダルを獲ることが当然だという前提でなされていた報道を思い出していた。吉田選手の前に伊調馨選手がオリンピック四連覇を達成した時も、「吉田沙保里選手より一足先に偉業を達成」と書かれた記事も読んだ。勝負事は最後まで分からないものなのに、吉田選手の金メダルを前提とした記事に違和感を持っていた。

今回のヒラリー勝利を前提とした報道も、同様に違和を感じていた。そして結果はトランプが勝利した。トランプの勝利が揺るぎなくなると、ヒラリー陣営の支持者は顔を強張らせていた。せめて事前の報道でヒラリーの勝利が危ういとされていれば、ヒラリー陣営もあんなに落胆することはなかったと思う。

また、アメリカ各地でトランプ大統領誕生に納得できない人々がデモを行っている。ヒラリー支持者の往生際が悪いように見えるが、これも前日にはヒラリー勝利を確信していたことの反動なのかもしれない。

私はトランプを支持しないが、トランプ支持者は別だ。むしろトランプ支持者を見下す人達を嫌悪する。トランプ大統領誕生はnightmare、悪夢だと報じられているが、トランプに投票した人達は悪夢であっても夢がないよりマシだと思ったのかもしれない。

ナチス騒動

アイドルグループの衣装がナチスっぽいと指摘され、プロデューサー、レコード会社が謝罪し、アイドルグループはテレビ出演を取り消したりといった事態になっている。

問題となった衣装について、画像を見ての私の印象は、軍服っぽいもののナチスとは無関係ではないかというもの。様々な意見が出されていて、帽子のマークに鷲が描かれているからナチスだ、とか、鷲はナチス以外にもデザインとして採用されているからナチスとは言えない、とか、SNS上で目にした。

一連の騒動を通じて感じたのは、「ナチス」が一種のマジックワード化し、日本社会では、「ナチスっぽい」と糾弾された側は反論は許されないという現実だ。

ナチスは絶対悪であることには異論がない。だからこそ、「ナチスの思想を支持している」と他者を決めつけることには慎重であるべきではないか?

発言や行動等、あらゆる点から判断して、確かに「ナチスのようなファシズムを信奉している」と明らかになった人のみを批判し、弾劾すべきではないか?

今回のアイドルグループには、そんな要素はないのに、寄ってたかって非難されて気の毒としか言いようがない。

国会議員の二重国籍問題

先月からニュースになっている国会議員の二重国籍問題について、問題化してから当該議員が日本最大の野党党首に選出されたり、議員辞職を迫るような世論は形成されなかったり、このまま有耶無耶になりそうな感じた。

二重国籍だったのが故意によるものか、それとも本人の無知によるものかは不明だ。

また、二重国籍ということは、少なくとも日本の国籍はあった訳だから、国籍上は日本の国民だったのだろう。

当該議員がハーフであることは周知のことだったし、その上で国会議員に選ばれていることから、ハーフということで差別されているとも思えない。

この二重国籍問題がどのように帰結するのか分からないが、彼女が説明下手であること、危機管理能力に乏しいことが露呈された。

また、国籍そのものより、国会議員は国民のための施策を打ち立て、実施していく能力が求められる。

二重国籍問題を巡る彼女の対応を見ると、国民のための政治を執行できる能力があるとは思えない。

同世代の女性政治家として活躍を期待していたのに、裏切られた気分だ。

過労死

電通の新入社員が自殺した件が労災認定されたという記事を読んだ。若く優秀な女性だったようだ。自殺に至るまで彼女が受け続けた心の傷を思うと、居たたまれない気持ちになる。

男性にも過労死する人もいるし、自殺ではなく、睡眠不足に起因する脳梗塞や心筋梗塞等で突然死をする人もいる。

しかし、新入社員だった若い女性が自殺したという事件は、私には特に重く感じられる。

私自身、就職するまでは女性差別を実感したことはなかった。学生時代は男女の違いではなく、成績の良し悪しで社会での扱いが違っていた。就職についても、男女雇用機会均等法は施行されていたし、女性は一般職採用が多く総合職の枠が限られていたものの、バブル期で就職先には困らなかった。

それでも就職してみると、男性社員はお茶当番を免除されていることから始まり、飲み会では女性社員を無料のホステス代わりに扱う年配の男性が多かったり、女性には仕事の能力がないと思い込んでいる男性上司の下で悶々としたり、自分のジェンダーが女性であることを思い知らされることが何度もあった。

自殺した電通の新入社員は優秀だったし、就職するまでは学業成就のみで判断され、女性というだけでディスカウントされることもなく生きてきたのではないだろうか。それが就職してみると、女性差別やセクハラ等、学生時代には受けたことのない屈辱や不当な扱いに晒され、過労も重なり精神を病んでいったのではないか。

彼女の冥福を祈っている。